四国電、不服申し立てを見送り

トラブル続き社長が知事に謝罪

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愛媛県庁を訪れ、中村時広知事(右)に謝罪する四国電力の長井啓介社長(中央)ら=27日

 四国電力の長井啓介社長は27日、伊方原発(愛媛県伊方町)で一時電源を喪失するなどトラブルが相次いでいることを受け、同県庁で中村時広知事に謝罪し、17日の広島高裁の伊方3号機運転差し止め仮処分決定に対する不服申し立てについて「今は申し立てができる状況ではない」と当面見送る方針を示した。一方で「(決定に)問題があるという思いは今でも変わらない」と述べた。

 また「異議申し立ての期限はないが、だらだらと引き延ばすということは考えていない。(決定に)問題点があれば、当然異議を主張していくべきだ。まずは安全意識の共有を図り、状況を踏まえて考えていく」とした。