上海発の客船が横浜への入港中止 新型肺炎拡大受け

客船「ピアノランド」(横浜市提供)

 新型コロナウイルスによる肺炎拡大を受け、横浜市は27日、2月1日に横浜港に入港予定だった上海発のクルーズ客船が運航を取りやめたと明らかにした。

 客船は、中国資本の星旅遠洋(アストロ・オーシャン・クルーズ)が運航するバミューダ船籍の「ピアノランド」(6万9840トン)。乗客定員は1880人で、中国人客らが乗り込み、1月29日に上海を出港する予定だった。

 中国政府が国内の旅行会社に対し、日本を含め、国外への団体旅行を禁止したことを受けた措置。

© 株式会社神奈川新聞社