オランダ政府が初めて公式に謝罪

ドイツ占領下、ユダヤ人保護せず

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 【ブリュッセル共同】オランダのルッテ首相は26日、第2次大戦中にナチス・ドイツに占領されたオランダの政府がナチスに従い、ユダヤ人を迫害から守らなかったことを「政府の名において謝罪する」と述べた。戦時中のユダヤ人への行為を巡り、政府が公式に謝罪したのは初めて。欧州メディアが伝えた。

 ルッテ氏はナチスによるユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)の犠牲者追悼式典で「政府機関は正義と安全の守護者として行動しなかった。多くの公務員は占領者の命令を遂行した」と指摘した。

 戦後75年たっても「反ユダヤ主義がわれわれの中にある」と訴えた。