県高校新人大会は26日、各地で5競技が行われ、 ホッケー男子の決勝は佐世保工が川棚を7-3で下して、11大会ぶりに優勝旗を手にした。
■戦う集団 冷静に逆転
ホッケー男子は11月開催だった2008年度以来、佐世保工が11大会ぶりに優勝を果たした。昨年6月の県高総体後に就任した大平監督は「体力面から戦う集団にチーム改革してきた。大会前の練習や準備を頑張った成果が出た」と選手たちをたたえた。
1年生主体の川棚との一騎打ち。最初の3分で川棚のFW原に2点を決められたが、焦らずにエース池田、FW田平のゴールで追いついた。これで悪い流れを断ち切ると、第2クオーターは池田が「周りのパスが良かった」と多彩なシュートで3点を決めて、5-3と勝ち越しに成功。後半は田平、FW安見が追加点を挙げ、守備陣も無失点で締めて7-3で快勝した。
今季は九州大会優勝を目標に掲げている。主将のDF上田は「まずは県高総体で勝てるようにやっていきたい。3失点が次の課題になった」と先を見据えた。