MLB公式サイトがローテ予想を公開 大谷1番手、山口は5番手

日本時間1月27日、MLB公式サイトは全30球団の今季の先発ローテーション予想を公開した。「今日レギュラーシーズンが開幕したら」という前提のもとで行われているこの予想では、大谷翔平(エンゼルス)が1番手、田中将大(ヤンキース)とダルビッシュ有(カブス)が2番手、前田健太(ドジャース)が3番手に名を連ねているほか、山口俊(ブルージェイズ)も5番手としてローテ入りしている。

各球団の番記者による今回の予想では、エンゼルスの先発1番手、要するにエースとして大谷の名前が挙がった。記事によると、エンゼルスはトミー・ジョン手術のリハビリを終えて本格的に二刀流を再開する大谷にエースへと成長することを期待しており、負担を軽減するために大谷の登板は週1度に限定される見込みだという。よって、6人制ローテの採用が有力視されており、大谷、アンドリュー・ヒーニー、グリフィン・キャニング、ディラン・バンディ、フリオ・テーラン、マット・アンドリースの6人で先発ローテーションを形成することが予想されている。

田中はゲリット・コールに続く2番手、ダルビッシュもジョン・レスターに続く2番手として名前を挙げられており、カブスはダルビッシュが昨季後半戦のパフォーマンスを維持し、今季大活躍してくれることを期待しているようだ。前田はウォーカー・ビューラーとクレイトン・カーショウに続く3番手としてローテ入りするとの予想。ビューラー、カーショウとともにローテ入り当確の3人として紹介されている。

ブルージェイズは故障がなければ柳賢振(リュ・ヒョンジン)、タナー・ロアーク、マット・シューメイカー、チェイス・アンダーソンの4人がローテ入り当確と見られており、残りの1枠を複数の投手が争う状況となっている。5番手に名前を挙げられた山口だが、記事のなかでは「日本人投手の山口俊はブルペンとローテーションの両方の経験がある」としてブルペンに回る可能性にも言及。26歳右腕のトレント・ソーントン、25歳左腕のライアン・ボルッキらが先発ローテ争いのライバルとなりそうだ。

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