小田急不動産、投資家向けに木造賃貸住宅開発

小田急不動産(東京都渋谷区)は1月27日、大型木造賃貸住宅である「ビューテラス白鳥」(神奈川県川崎市、11戸)を2019年11月に完成させたことを発表した。投資家へ売却を見込んでいる。

同物件は小田急多摩線栗平駅から徒歩8分の立地。敷地面積は1000.01m2。木造3階建てで延床面積は879.67m2。間取りは車庫付き3LDKが7戸、3LDKが3戸、2LDKが1戸で、専有面積は48.85~74.09 m2。月賃料は管理費込みで10万~14万4000円。建築は小田急沿線で主に木造住宅を建築しているグループ会社の小田急ハウジングが手がけた。

小田急不動産は小田急沿線を中心に分譲マンションや戸建てを中心に事業を展開してきたが、新たな部署を立ち上げ、賃貸住宅やオフィスビル、物流施設、ホテルといった投資用不動産の開発事業を開始。その第1弾物件が「ビューテラス白鳥」で、同物件は2~3年後に投資家に売却する予定。小田急不動産では今後も投資物件の開発を進める方針で、木造賃貸住宅についても継続的に事業化を推進し、小田急沿線を中心とした投資家に訴求する。

将来は投資家に売却予定の「ビューテラス白鳥」

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