豪華車内で伊豆の旅 サフィール踊り子3月14日デビュー

サフィール踊り子

 3月14日のダイヤ改正で東京―伊豆急下田間にデビューするJR東日本の新型特急「サフィール踊り子」の車内が27日、報道関係者に公開された。

 伊豆の「本物の魅力」を体験してもらうことをコンセプトに、全車グリーン車の8両編成を2編成、計16両を新造。伊豆急下田側の先頭車は、同社初の「プレミアムグリーン車」で、ゆったりとした座席が2列に配置されている。一般のグリーン車も3列で、広々とした空間が特徴だ。

 2、3号車は落ち着いた雰囲気の4~6人用個室。グループ旅行にも最適だ。4号車には「ヌードルバー」と称するカフェテリアがあり、作りたてのヌードルを食べることができる。

車両のトータルデザインは「KEN OKUYAMA DESIGN」が手掛けた。しょうゆ味のヌードル(650円)は、ミシュランガイド2020で二つ星を獲得した東京・外苑前の日本料理店「傳」の長谷川在佑さんが監修した。

 毎日1往復運転され、週末などには増発もある。東京―伊豆急下田間の運賃・料金の総計はグリーン車9110円、プレミアムグリーンは1万1430円。

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