ベイキャンプ地・宜野湾の運動場完成 「日本一へ頑張る」

嶺井ら選手も参加して完成を祝った

 横浜DeNAが春季キャンプで使用する沖縄県宜野湾市の市立多目的運動場が完成し、27日に落成式典が行われた。ベイスターズからは球団幹部のほか、石田健大選手会長、沖縄県出身の嶺井博希捕手らも参加した。

 昨年のキャンプまで使用していた室内練習場は完成から30年以上が経過し、老朽化が進んでいた。新設された多目的運動場は室内練習場の隣に整備され、打撃、守備を同時に練習できるスペースが確保された。

 式典で石田は「本当に素晴らしい施設で驚いている。今シーズン、リーグ優勝と日本一になれるよう、立派な施設を存分に使用して秋には良い報告ができるようにしたい」と誓った。嶺井は「思っていたよりも広く、すごくいい環境で練習ができることがうれしい」と話した。

 沖縄で自主トレーニングを行っている宮崎も「練習に取り組めるスペ-スが多くあるので、キャンプでの成果をしっかり結果で残し、いい報告ができるよう一年を通して頑張っていきたい」と意気込んだ。

 岡村信悟球団社長は「優勝を目指すための格好の環境を整えていただいた。しっかりと準備をして皆さまの期待に応えられるよう尽力したい」と話した。

© 株式会社神奈川新聞社