野村不動産ホールディングスがCRESNECTに参画、IoTやAIを用いて生産性の高いワークスペース実現に向け実証実験を実施

近年、少子高齢化により労働力人口が減少する中、企業の「働き方改革」や「健康経営」が注目を集めている。そこに居る人々の生産性や創造性が向上し、心身ともに健康で快適に過ごすことができるオフィス空間が求められており、ダイキン工業株式会社では、空調機から得られるデータを活用して、様々なパートナー企業と協業して空気・空間にまつわる新たな価値やサービスを生み出す協創型プラットフォーム「CRESNECT(クレスネクト)」を開設した。

多種多様な企業が参画し、実際に人が働くオフィス空間を活用して、オフィスでの動線や仕事中の姿勢、室内の温湿度や内装のデザイン、照明・音・香り、アルコールも含めた飲食など、様々な要素が働く人に及ぼす効率性や創造性、健康への影響を収集・分析する。実際にワークスペースの利用者のフィードバック情報も活用し、効果を検証しながら空間コンテンツの高度化を図る。

今回、このCRESNECTプロジェクトに野村不動産ホールディングス株式会社が参画し、東京都千代田区丸の内の会員型コワーキングスペース 「point 0 marunouchi」で、デジタル技術を活用した理想のオフィスづくりに関する実証実験を開始する。

同社は、IoT技術やAIソリューションを活用して、より生産性の高いワークスペースを実現するための実証実験を行う。これを通じて、以下の新たな付加価値の創造を目指し、デジタルトランスフォーメーションを推進するとした。

  • 豊かなライフスタイル・ワークスタイルの実現
  • 利便性、快適性、安心・安全に優れた多機能な街づくり
  • 地球環境・地域社会の未来を見据えた街づくり
  • コミュニティ形成、良質な商品・サービスのグローバル展開

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