父「学校に裏切られた」 宮崎市障害児 いじめで転校

 宮崎市立小学校の特別支援学級に通う軽度の知的障害がある5年生の男子児童(11)が、通常学級の児童らからいじめを受け続け転校した問題で、担任教諭や教頭らが十分な事実確認を行わないまま、いじめに当たらないと判断していたことが27日、市教委などへの取材で分かった。男児の父親(56)は宮崎日日新聞の取材に応じ「長い間、対応してもらえず学校には裏切られた気持ち。被害者に寄り添う姿勢を見せてほしかった」と心境を明かした。

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