ロクシタンが生態系復元基金を創設

ロクシタンが生態系復元基金を創設

AsiaNet 82567 (0096)

【ジュネーブ、シドニー2020年1月20日PR Newswire=共同通信JBN】ロクシタングループ(L'OCCITANE Group)は20日、アマゾンやオーストラリアの壊滅的な火災など、自然災害によって深刻な影響を受けている生態系をサポートする基金の創設を発表した。将来世代のために生物多様性を守るとの決意の下、ロクシタン生態系復元基金(L'OCCITANE Ecosystem Restoration Fund)は気候非常事態への臨機応変な対応を目指している。同基金は、ロクシタンの株主間の自発的な内部寄付活動を財源としている。

良識ある持続可能な思考は、ロクシタンの要である。1976年の創業以来、ロクシタンはバリューチェーン全体で環境への影響低減に力を入れており、南フランスとブルキナファソの生物多様性の尊重に同社のリソースを投入してきた。2006年に創設されたロクシタンの持続可能原料部門とロクシタン財団(L'OCCITANE Foundation)は、地元の植物種の保護と、共通の価値観に基づく生産者との長期的パートナーシップの確立に積極的に関与するとともに、地元の供給チャンネルを活用し、伝統技能を守り、地域コミュニティーを支援してきた。同グループは総合的なアプローチを採用し、従業員や顧客の意識を高めるなど、この使命に全ての利害関係者を関与させている。

こうした継続的な取り組みに加え、ロクシタンは環境災害の発生時に対応できるよう努めている。同グループは、深刻な被害を受けた生態系の再生に寄与する長期プロジェクトを資金援助するため、40万ユーロの支援基金設立を約束した。今後10年間でオーストラリアの景観回復に役立つ植林や農林業計画への即時貢献として、20万ユーロが寄付される。プロジェクトは、ロクシタン財団がオーストラリアの同社農業技術者とその作業チームとともに慎重に選定する。これによりロクシタンは、PUR Projetと連携した従来からのグローバルな植樹活動への関与を深めている。

ロクシタングループのレイノルド・ガイガー最高経営責任者(CEO)は「われわれは、世界の様々な地域の美しい風景、野生生物、コミュニティーを破壊した最近の火災の惨禍を目の当たりにし、本当にショックを受け、悲しんでいる。責任あるビジネスリーダーとして、座視していることはできない。われわれは、将来世代のために健全な生態系を再構築するため、自らの役割を果たさねばならない」と語った。

ロクシタングループの詳細については、以下を参照。
https://group.loccitane.com

ロクシタン財団の詳細については、以下を参照。
http://fondation.loccitane.com

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ソース:L'OCCITANE Group