中国海南省、外資利用と新設外国企業数が2019年に倍増

中国海南省、外資利用と新設外国企業数が2019年に倍増

AsiaNet 82571 (0101)

【海口(中国)2020年1月19日新華社=共同通信JBN】中国海南省の第6回人民代表大会の第3セッションが1月16日、海口で開かれた。海南省の沈暁明省長によると、政府の作業報告書では、海南省の2019年GDPは前年比で5.8%の増加と推定される。同省は今年のGDP成長目標を6.5%に設定した。

海南省人民政府の作業報告書によると、昨年、海南省の観光収入は前年比で11.3%増加し、海外観光客の数は全国平均よりも9%多い13.6%増だった。都市部および農村部の住民の1人当たりの可処分所得は8%増加した。都市部と農村部の住民の1人当たりの可処分所得は、2020年にそれぞれ8%と8.2%増加すると予想される。

報告書によると、2018年4月以降、7700人を超える海外の熟練労働者が海南で働くようになった。 2019年、海南で実際に利用された外国投資と、新しく設立された外資系企業の数は100%以上増加した。海南省は今年、13万人の都市雇用創出を目指している。

沈暁明氏は、2020年は裕福な社会が全面的に構築され、「第13次5カ年計画」が終了する年になると述べた。海南自由貿易港の建設にとって重要な年でもある。政府で良い仕事をすることは非常に重要だ。海南は以下の仕事に重点的に取り組む。1番目は、自由貿易港の建設をスピードアップし、開放の新たな高みを構築することだ。2番目は、制度的革新を総合的に強化し、中核となる強みを育成および強化することだ。3番目は、産業転換を引き続き促進し、質の高い開発のための強固な基盤を築くことだ。4番目は、「5つのネットワーク」の品質改善とアップグレードを正確に履行し、サポートと保証機能を強化することだ。 5番目は、都市部と農村部の総合的計画で良い仕事をし、省全体の開発の調整を促進することだ。 6番目は、National Ecological Civilization Pilot Zone(国家生態文明試験ゾーン)の第1段階の任務を厳密に実施し、生態学的環境の質を新しいレベルに引き上げること。7番目は、社会事業の欠点を補い、公共サービスの提供を最適化するよう努力することだ。8番目は、人々の生活の分野における主要な問題に積極的に取り組み、開発の成果がすべての人々の利益になるようにすることだ。

ソース:The People's Government of Hainan Province