中学時代の不登校 二人三脚で克服 山﨑さん親子講演 信頼関係の大切さ訴え

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不登校の経験から学んだことを話す山﨑友媛さん(右)と母則江さん=長崎原爆資料館

 中学時代に不登校を経験し、母と二人三脚で乗り越えた創成館高3年の山﨑友媛さん(18)と母則江さん(55)が25日、長崎市平野町の長崎原爆資料館で「不登校になってよかったね」と題し講演。親子の信頼関係の大切さを訴えた。
 友媛さんは中学1年の時、授業に積極的に参加できない焦りなどから不登校になった。母の支えで「主体的に生きることが大切」と気付き、自分で選んだ高校に進学。高校では、勉学に励みながら軽音楽部の部長を務めた。全国の子どもたちが自分で決めた目標に挑戦する「チャレンジカップ2019」で不登校の経験から学んだことを発表し、最高賞の大賞を受賞した。
 講演で友媛さんは「不登校の時期に自分と向き合うことができ、休んではいたが価値のある時間だった。どんな人でも挫折はある。それを失敗ととらえず、経験ととらえることで自分の財産になる」と説明。母則江さんは「娘を信頼し、見守っていく覚悟を持つことが大切」と話した。
 PTA活動に取り組む保護者らでつくる「PTAを支える愉快な仲間たち」(原拓也代表)が主催し約80人が参加した。