第63回県広報コンクール 協会賞に「広報湯前」

 第63回県広報コンクールの最終審査が15日、熊本市中央区世安町の熊本日日新聞社であり、宇城市の「広報うき『ウキカラ』」がグランプリの熊日賞を初受賞。次点の県広報協会賞に湯前町の「広報湯前」が7年連続で選出された。県内自治体の広報担当課でつくる県広報協会と熊日主催。

県広報コンクールで作品について意見を交わす審査員=熊本市中央区

 広報紙の部には、県内市町村から22点(市部10点、町村部12点)、広報写真の部には119点の応募があった。審査員はグラフィックデザイナーの松木良介さん、熊本大文学部の牧野厚史教授、脚本家の宮崎真由美さん、県広報グループの市川弘人課長、熊日の今村浩読者・NIEセンター長の5人。

7年連続で県広報協会賞に選ばれた「広報湯前」担当の姫野宏太さん=湯前町

 熊日賞に輝いた「広報うき『ウキカラ』」は、「斬新なデザインとレイアウトが目を引き読みたくなる」「熊本地震前後の商店街比較など企画も読み応えがある」。県広報協会賞の「広報湯前」は「魅力的な記事に加え、余白の使い方も良い」「この町に住んでみたいと思わせる紙面」などと評価された。

 広報写真の部では、1枚写真の部の特選に宇土市、組み写真の部の特選に湯前町が、それぞれ選ばれた。

 表彰式は31日午後1時半から、熊日本社で。上位4作品は全国広報コンクールに出品される。(西山美香)

熊本日日新聞 2020年1月21日掲載

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