二次元(アニメ)と三次元(実写)がリンク! 神巫詞-KAMIUTA-『Callin'』の実写版フルサイズMV公開!

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アニメ化へ向け、着々と進行している「神巫詞-KAMIUTA-」プロジェクト。そのために立ち上げたクラウドファンディングも確実に支持を集め続けている。現在、ヒロインの天乃遥歌が組んでいるバンドSoul of Foxの持ち歌である『Callin’』と『天泣恋歌』のアニメ版ショートMV、『Callin'』と『天泣恋歌』の実写版ダイジェストMVが公開中。

このたび、待たれていた『Callin'』の実写版フルMVが公開になった。白ホリのスタジオの中、Soul of Foxのメンバーたちが楽しく、でも力強く歌い演奏してゆく姿をダイレクトに投影。時々、アニメキャラツターの原画も3人の演奏する姿に重なり映し出されれば、場面が後半へ進むに従い、登場するキャラクターたちを中心とした幾つかのアニメ映像もインサートされてゆく。

メンバーたちが撮影を楽しみながらも、あえてオフショット以外は極力笑顔を封印していたのは、『Callin'』に"怒り"をテーマに据えた強いメッセージを投影していたから。リリックビデオではないが、時折歌詞をインサートしているのも、伝えたい想いを強調するための演出。ぜひ、言葉を聞き取りながら、時々映し出される歌詞とも照らし合わせ、Soul of Foxが伝えたかった想いを感じていただきたい。加えて、中に映し出される、福山沙織の天乃遥歌になりきりセーラー服姿で歌い演奏する様も、シルエットながら嬉しい見どころだ。

また、 現在、『天泣恋歌』の実写版フルバージョンのMVも製作中。さらに、第3弾楽曲の製作も進んでいるように、また新たな展開が生まれ次第、お伝えしたいと思っている。

福山沙織インタビュー

――『Callin'』に込めた想いを聴かせてください。

福山沙織:『Callin'』の歌詞を書く時期、わたしの気持ちの中へ怒りが芽生えていました。『Callin'』で触れたのが、ネットリテラシーについて。スマホ社会になり、ますます顔の見えない暴言が広がりだしているじゃないですか。それが暴言ではなく、日常の書き込みだとしても、同じ電車で隣にいる人が何を考えてて、何をスマホに打っているのかがわからないのが今の世の中ですよね。それが、わたしにはとても怖い風景に見えたと言いますか。言いたいことを言うことは以前よりもたやすくなったけど、昔のように、人と向きあって言うのではなく画面越しにみんなが言っている。それよりも、直接対話しようよという想いを書きました。

――『Callin'』のMVは、とてもシンプルなセットで撮影をしました。

福山沙織:あの撮影は本当に楽しかったです。ただ、怒りを投影した楽曲だったので、歌ってると怒り顔になりやすかったから、そうならないように気をつけながら撮影をしました。ライブでは、きっと顔をくしゃくしゃにして歌っていると思います。一つ裏話をしますと、わたし以外の2人は楽器も弾くんですけど、じつはヴォーカリストなんですね。しかも、2人ともヴォーカル&ギター。わたしも基本はアコギですけどヴォーカル&ギターだから、3人ともそこが共通していました。撮影では、2人とも歌詞に投影した気持ちを現すアクションを示していたのは、同じヴォーカリストとしてその感覚をわかっているからなんです。MVでは、ギターやベースを弾きながらのアクションも要求されたように、そこも巧みに投影。歌の世界観に入り込んだ動きは、元がヴォーカリストだからなんだなと妙に納得した気持ちでもいました。MVの撮影中にメンバーの姿を観ると、すかさず2人も気付いてくれていたように、バンドらしい一体感を出せしながら撮影出来たのも嬉しかったことでした。

――改めて、『Callin'』のMVの見どころを語っていただけますか。

福山沙織:先にアニメバージョンを観てから実写バージョンを観てもらえると、アニメバージョンに描かれた姿とかなりリンクしていくように、余計に内容深く楽しめると思います。実際の撮影中も、アニメに描きだされたカットと同じ風にとこだわって撮影もしてくださったように、どうアニメバージョンと実写バージョンがリンクしているのかを楽しんでください。わたし自身も、強く意識することなく、天乃遥歌と福山沙織を自然に重ね合わせて表現していたように、二次元と三次元とのリンクから違いまで、そこの差をいろいろ感じてもらえたら嬉しいなと思います。

TEXT:長澤智典

協力:Rush Style

©:電電太鼓