競って、遊んで大満足 ふるさと雪っこまつり

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雪不足の中、周囲から集めた雪で作られたかまくらを楽しむ子供たち

 雪を活用した地域活性化イベント「ふるさと雪っこまつり」は26日、北上市和賀町のふるさと体験館「北上」で開かれた。例年に比べ大幅に積雪が少ない中、周囲から雪を集めて設営した会場で雪上競技などを繰り広げ、地域内外から訪れた大勢の家族連れらが感触を確かめながら雪遊びを楽しんだ。

 17回目となる今回は、青空が広がる穏やかな天気の中で開かれた。訪れた家族連れらは、雪上で行うグラウンドゴルフやサッカー、かるた取り、宝探しゲームなどで雪と親しんだ。このほか地元園児、児童生徒らによるステージ発表や各種屋台なども来場者を楽しませた。同市和賀町から家族と訪れた小原衣都ちゃん(6)は「そり滑りはスピードが出て楽しい」と笑顔を見せた。

 主催者によると、例年なら1メートル以上、2019年でも70~80センチほどの雪があり、雪には困らない同地域だが、今回は雪不足で3週間ほど前から重機や人力で雪をかき集め会場設営に精を出した。

 帰郷して約40年になる地元区長の髙橋博敬さん(70)は「記憶の限りで、雪の少なかった正月はあるがこの時期に山肌が見えるほど雪が少ないのは初めてで、最も雪の少ない祭りなのではないか」と話す。

 同協議会の藤原常雄会長(70)は「この時期にこれだけ雪が少ないのは珍しく会場設営には苦労したものの、天気が良く、例年なら雪のために使えない駐車スペースを確保できたため、例年以上に多くの来場者に楽しんでもらえたと思う」と喜んだ。