プレミアリーグで今シーズンから初めて導入されるウィンターブレイク。いつからいつまでの期間、そしてクラブや選手にどのような影響を与えるのか。
1月の最終週に試合を行い、2月の第1週からウィンターブレイクに突入する。従来の日程では第26節が2月の頭に開催されるが、第2週に4カード、第3週に6カード振り分けたことで13日間の中断期間を設けた。
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ウィンターブレイク導入で大きな変化はあるか？
毎シーズン複数のコンペティションをこなすプレミアのクラブだが、初の冬休み導入で今後の日程がより厳しくなることはない。再試合を除いてFAカップ4回戦を終えたクラブにとって2月上旬はスパンが開く時期となっており、昨年の2月にも複数のチームが13日間の休暇を取った。
休暇中はどこで何をしている？
ウィンターブレイク中にクラブは海外でキャンプを行うことができるものの、アメリカやアジアでのツアーは受け付けていない。ただほとんどのチームが選手たちに休みを与える予定で、チェルシーは「ミニプレシーズン」とし選手たちに自由時間を設け、マンチェスター・ユナイテッドも恒例のドバイキャンプをキャンセルした。
イングランド代表選手にとって重要な休息に
プレミア初のウィンターブレイクで最も恩恵を受けるのは、EURO2020を控えるイングランド代表選手たちだ。ヨーロッパ主要リーグが休みに入る中、プレミアはクリスマスから年末年始にかけ過密日程をこなしていて、従来のスケジュールだと疲労困憊の状態で来夏のEUROを臨むことに。イングランド代表のガレス・サウスゲート監督も冬休みに納得しており、この休暇が違いを生むだろうと語っている。
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