日本最大級「お多福面」登場 節分を前に 諫早神社

諫早神社にお目見えした日本最大級の「お多福面」=諫早市宇都町

 節分を前に、諫早市の諫早神社に「お多福面」がお目見え。福を呼び込もうと、訪れた人は口をくぐっている。今年新しく奉納した面は高さ、幅ともに約5.6メートル。面の発祥とされる福岡市博多区の櫛田神社の面(高さ5.3メートル、幅5メートル)を超える日本最大級のサイズに仕上がった。
 諫早神社の面は2017年、JR諫早駅近くの「お茶の間通り商店街」が最初のお多福パネルを奉納した。宮崎清影理事長(73)は「商店街の活性化や話題を提供し、地域に貢献できればという思いで取り組んでいる」と話す。
 お多福くぐりは、福岡県の神社を中心に行われている。お多福へ自ら飛び込んで福を授かり、健康長寿、家内安全、商売繁盛などのご利益があるという。
 諫早神社では、2月1日の午後2時と同3時、境内で参加無料の「立春福まき」がある。お多福面は2月7日までの予定。

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