図柄入りナンバーに一新「走る広告塔」 能登空港発着・ふるさとタクシー

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 能登空港利用者を対象に能登地域の5事業者が運行する「ふるさとタクシー」が、ご当地図柄入りナンバーに一新される。めだか交通(能登町)が28日までに、保有車両のナンバーを更新し、運行を始めた。能登の里海や霊峰白山が描かれた石川ナンバーを「走る広告塔」に活用し、観光誘客や地域住民の足に生かす。

 ふるさとタクシーは能登空港を発着点に、前日までに予約を入れて相乗りしてもらう仕組みで、宝達志水町以北を5エリアに分け、宿泊施設や公共施設などに送客している。

 めだか交通では、13人乗りのミニバス1台を青地の図柄入りの石川ナンバーに変更した。春ごろにかけ、大型バスなど全5台のナンバーを順次、図柄入りに一新する。

 北陸信越運輸局によると、申し込み台数は昨年12月末時点で石川ナンバーが737台、加賀藩前田家の家紋である梅鉢紋と雪づりの図柄の金沢ナンバーが1178台となっている。

 ふるさとタクシーの事業者がタッグを組み、ご当地ナンバーに一新することで、県の観光資源のPR効果を高め、地域の足として愛着を深めてもらう。干場龍一社長は「送迎時に能登の観光地を紹介するきっかけ作りにもなる。業界挙げて地域の盛り上げに役立てたい」と話している。