ゲーム感覚でごみ拾い 内灘海岸、金大生らのサークル実施

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 金大生らでつくるサークルが、ゲーム感覚で取り組めるボランティア活動の企画に乗りだした。クイズや課題を盛り込んだ海岸清掃を発案し、楽しんで達成感が得られる仕組みを考案し、好評を得た。メンバーは「自分たちも楽しみながら地域貢献したい」と意気込む。

 サークルは、北陸三県の学生や社会人約10人でつくる「UP’s(アップス)」。海岸清掃では、グループごとにより多くのごみを集めたり、環境問題に関するクイズに回答したりといった「ミッション」を課し、総得点を競う「ゴミッション」を企画している。

 昨年10月、内灘町の内灘海岸で初開催した海岸清掃にはメンバーら25人が参加し、「時を感じさせるごみの写真を撮影せよ」などと趣向を凝らした「ミッション」を出し、海岸の美化に取り組みながら、複数の課題を達成することで交流を深めた。

 サークルは会社員三輪かおりさん(23)=福井市=が、富大在学中に結成した。名前は、それぞれ英語で、立ち上がる「stand up」、成長する「grow up」、元気づける「cheer up」などのサークルのコンセプトを元に決めた。

 今月13日には、片町2丁目の金沢学生のまち市民交流館で、他の学生団体と取り組みを紹介し合うイベントも開いた。企画した金沢支部代表の鈴木彩里さん(20)=金大国際学類2年=は「人脈を広げることで、イベントの幅を広げたい」と意欲を示した。

 3月には「アップス大学」と銘打ち、北陸三県の大学新入生を対象に、メンバーが得意分野を「授業」するイベントを市内で開く予定である。三輪さんは「これからも参加者が成長を実感できるような企画をしていきたい」と抱負を語った。