要潤「人生最後の瞬間まで俳優でありたい」24時間365日、役であり続ける俳優魂を熱弁!

2020年1月22日(水)に開催された「2020年採用DX推進セミナー」にてMarketing-Robotics株式会社のアンバサダーを務める要潤が登壇し、 2020年の抱負や働く上で大切にしているマインドについて熱く語った。

トークセッションの冒頭では「働く上で大切にしていることや信念」について質問がされた。 これに対し、 監督やプロデューサーへ徹底的にヒアリングを行い、 「喜んでもらえるか」を一番に考えていると回答。 多くの役者が「自分はこうなりたい・こう演じたい」ということを出発点とするなか、 自分よりも相手に重きを置いていると話した。また、 俳優業は先が不透明な仕事であるからこそ、 目の前のことを一つひとつ真剣に取り組むことの重要性を語った。

オファーがあった仕事に対しては、 全力で、 命をかけて役を全うするという要は、 かつてがんを患った役を演じたときには、 1ヶ月半程度食事を制限し、 役を作り込んだエピソードを話した。 役が終わったときには自分はどうなってしまうのだろうか、 と思い詰めるほど追い込んだ一方、 良い芝居ができたと思ったことは10年に一度程度で、 演技に納得できずに「俳優を辞めたほうがいいんじゃないか」と思ってしまうほど徹底的に自分に厳しい姿勢を見せていた。

弁護士の役柄を演じたときには、 六法全書三冊を手に届く範囲に常におき、 時間があるときには読んでいたとのこと。俳優は演じている時間以外で差が出る仕事であり、 普段の過ごし方が画面越しに伝わると述べ、 役を演じる際には、 24時間365日、 その役を考え続けていることを話した。

4月から働く新社会人が「入社ブルー」となり、 企業の内定を辞退する現象も話題となるなか、新社会人へのメッセージをリクエスト。 「仕事へ熱量を持つには、 夢中になれるコトや人に出会うこと。 そして、 ネガティブな情報は遮断し、 目の前のことに真剣に取り組むこと。 」と熱いエールが贈られた。

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