絢爛豪華 祝祭音楽劇「天保十二年のシェイクスピア」から高橋一生×浦井健治×藤田俊太郎クロストークを収録!

ステージの世界を包括的に紹介する舞台総合専門誌「act guide[アクトガイド]2020 Season 5」が1月30日に発売される。

巻頭特集は、2月8日に開幕する、絢爛豪華 祝祭音楽劇「天保十二年のシェイクスピア」。シェイクスピア劇をモチーフにした井上ひさし氏の傑作戯曲に、豪華俳優陣が挑む。メインの役どころを務める高橋一生と浦井健治、演出の藤田俊太郎氏、音楽の宮川彬良氏が思いの丈を語る。オファーを受けた理由、演出意図、創作過程秘話など、それぞれの視点から多角的に構成。本作をとことん深堀りしたい方、一足先に予習したい方にはうってつけだ。高橋、浦井、演出の貴重な3ショットと稽古が始まってからのミニクロストークも必見。

また、今号も異色の顔合わせが盛りだくさん。「泣くロミオと怒るジュリエット」では、演出の鄭義信氏と主演・桐山照史が、大阪出身らしいフランクな和みトークを繰り広げた。一方、柄本時生と橋本淳と元木聖也の東京チームは大阪弁の苦労話などで大盛り上がり。「アナスタシア」では、タイトルロールの葵わかな、木下晴香のインタビューに続き、ミュージカルを牽引する5人、海宝直人×相葉裕樹×内海啓貴×山本耕史×堂珍嘉邦の豪華トークを。そこで生まれる“化学反応”をチェックしてほしい。

「メアリ・スチュアート」もぜいたく極まりない布陣だ。演出の森新太郎氏×長谷川京子×シルビア・グラブ、吉田栄作×三浦涼介×山崎一×藤木孝と舞台好きにはたまらない、実力派がずらり。劇団☆新感線「偽義経冥界歌」の生田斗真×中山優馬×いのうえひでのり氏は、すでに地方公演を経て結ばれた固い絆が印象的だ。新派特別公演「八つ墓村」の喜多村緑郎×河合雪之丞×室龍太×齋藤雅文は、これまた同誌ならではの特別な顔合わせとなった。

「ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド~汚れなき瞳~」では飛ぶ鳥を落とす勢いの2人、三浦春馬と生田絵梨花がフレッシュな会話で魅了。「十二夜」では前山剛久と青木豪が盛大に語り、ソロインタビューでも「新 陽だまりの樹」上川隆也、「ヘンリー八世」河内大和、「二月大歌舞伎」片岡千之助と役者魂たっぷりの方々が登場する。そのほか、ロングインタビューに鈴木杏、藤田俊太郎氏の撮り下ろしエッセーに尾上右近と、旬の舞台人が続々。大劇場から小劇場、地方、海外までジャンルレスに網羅。今、演劇で何が起きているかが分かる1冊となっている。

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