横須賀・三浦のウインドサーフィンW杯 風良い4月開催に

昨年の大会の様子

 ANAウインドサーフィンワールドカップ(W杯)横須賀・三浦大会が4月17日から22日までの6日間、津久井浜海岸(横須賀市)と三浦海岸(三浦市)で開催されることがこのほど決まった。過去3大会は5月に開催していたが、風の条件が悪くレースが成立しないことが相次いだため、より風が吹く4月に変更した。

 W杯は毎年、欧州を中心に約10カ国を転戦するワールドツアーで、トッププロが世界一を競う。アジアでは日本と韓国で開かれている。横須賀・三浦大会は両市や全日本空輸などでつくる実行委員会主催。選手約100人の参加が予定され、ブイを浮かべた海上のS字コースで速さを競うスラロームレースを行う。

 レースの他、ウインドサーフィンやスタンドアップパドル(SUP)の体験会やステージイベントなど各種イベントも用意される。

 2017年に国内で24年ぶりとなるW杯が津久井浜海岸で開かれ、昨年は会場を三浦海岸にも広げて開催、延べ約8万8千人の観客が訪れた。ただ、6日間の日程中、3日間は風が弱くレースが行われなかった。今年の大会は10万人の観客を目標にしている。

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