【京都市長選】候補者の村山祥栄(むらやま しょうえい)氏の経歴・政策は?

任期満了に伴う京都市長選(1月19日告示、2月2日投開票)に、無所属新人の村山祥栄氏(41)が立候補しました。

なお、京都市長選には公明・自民京都府連・立憲民主党府連・国民民主党府連・社民党府連が推薦する無所属現職の門川大作氏(69)、共産・れいわ新選組が推薦する無所属新人の福山和人氏(58)が立候補しています。

京都市出身、専修大学卒業。リクルート社員を経て京都市議を5期務める

村山氏は1978年京都市左京区生まれ、専修大学法学部卒業。学生時代に衆議院議員・松沢成文氏の秘書を務めました。2000年に株式会社リクルートに入社し、営業職に従事しました。2003年の京都市議選に初当選、2007年に再選。2008年に京都市長選に立候補しましたが落選。2010年に地域政党「京都党」を発足、2011年(3期目)、2015年(4期目)、2019年(5期目)に京都市議選に当選しました。なお、市議選には2期目から4期連続でトップ当選を果たしています。

村山氏が掲げる政策とは

(村山祥栄マニフェスト2020.PDF)

村山氏は自らのホームページにおいてマニフェスト「村山祥栄マニフェスト2020 京都の新しい選択 5つの約束」を公表しています。

1 納得の行政 ~解体、そして再生へ~
当たり前のことを当たり前に。誰もが納得できる行政運営をおこないます。不正・不条理・不公平と徹底的に闘い、是正します。

2 財政再建 ~将来にツケを残さない~
破綻寸前の京都市。財政全国ワースト2位から脱却し、人件費の見直し、事業の整理、交通局の民営化など財政再建を徹底的に行い、将来に負担を先送りしない財政を実現します。
・予算編成制度改革(積み上げ型から分配型へ)
・補助金改革(サンセット方式と成果報酬制の導入)
・市長給与50%カット ほか

3 人口増加 ~若者が増え豊かな京都へ~
若者の流出が著しい京都市。交通混雑緩和、中心市街地の住居・オフィスの確保など「住みたい、働きたい街」を実現し、人口減少ゼロの京都市を作ります。
・次世代型環状線の建設
・「働いて良し」の京都の実現と所得10%向上
・京都駅前再開発の着手、芸大移転中止 ほか

4 未来を創造 ~こどもの命と成長に力を~
こどもが等しく幸せに成長できる社会に向けて、児童虐待ゼロ、子供の貧困撲滅、子育て支援の充実を徹底していきます。
・災害に備える!
・観光公害ゼロ、世界一の観光都市へ ほか

5 京都の復権 ~京都を再び都に~
「京都を再び都」にすべく、リニアの誘致、文化首都の制定、皇族の京都移転を進めます。
・徹底した子育て支援・教育拡充
・殺処分ゼロ、ペット生体販売の規制
・卒原発・再生可能エネルギー確立へ

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