現地時間28日にコッパ・イタリア準々決勝が行われ、ACミランが本拠地ジュゼッペ・メアッツァにトリノを迎えた。
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2020年に入って一度も負けておらず、公式戦4連勝中と快進撃を続けるミラン。今試合でも勢いそのままに、12分にアンテ・レビッチのクロスをジャコモ・ボナベンドゥーラが合わせ、幸先よく先制点を奪取する。ところが、直近のリーグ戦で大敗を喫したトリノが反撃開始。34分にミランが前掛かりになった隙を突かれると、オーバーラップしてきたブレーメルに押し込まれ、同点に追い付かれてしまう。
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後半に入ってもミランは自信を取り戻したトリノを止めることができず、71分に再びブレーメルに決められてしまい、逆転を許す。今年初の敗北が脳裏をよぎる中、劣勢を跳ね除けたのは眠れる天才ハカン・チャルハノールだった。後半アディショナルタイムにサムエル・カスティジェホの落としから右足シュートを一閃。ボールはゴール左に突き刺さり、2-2の同点で試合は延長戦に突入する。
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息もつかせぬ展開で迎えた延長戦は、追い付いた側のミランが違いを作る。延長後半開始早々の106分、ドリブルで持ち上がったチャルハノールが思い切りよく左足を振りぬくと、GKが触るもゴール右隅に吸い込まれ、ついにミランが再逆転。さらに2分後にはズラタン・イブラヒモビッチがダメ押し弾を挙げ、4-2と勝利を収めたミランがベスト4進出を成し遂げた。
