鷹新人合同自主トレ打ち上げ A組スタート新人が意気込み、ドラ1佐藤「まずは肩で」

支配下の社会人・大学出身ルーキー4人がキャンプをA組でスタートさせる【写真:藤浦一都】

ドラ2海野は「肩が持ち味なので、まずはそこをアピールしていきたい」

 ソフトバンクは新人合同自主トレを29日、打ち上げた。育成を含むルーキー12人のうち、支配下の社会人・大学出身の4人が宮崎春季キャンプをA組でスタートさせる。

 筑後のファーム施設で11日から始まった新人合同自主トレが29日で終了。チームは30日に福岡市の筥崎宮で必勝祈願に出向き、31日には宮崎市の中心部で日本一パレードに臨んだ後、いよいよ2月1日から春季キャンプをスタートさせる。

 ルーキーでは社会人・大学出身の4人がA組スタート。新人合同自主トレを終えた直後に4人に話を聞いた。

 ドラフト1位・佐藤直樹外野手
「肩が持ち味なので、まずはそこをアピールしていきたい。ケガをしないことが1番だが(1軍首脳陣の)近くでアピールするチャンスをいただけたので、しっかりとアピールしていく」

 同2位・海野隆司捕手
「緊張すると思うが、あまりビビらずにアピールしたい。(甲斐拓也らと一緒に練習するが)守備を含めてすべてを見ていきたい」

 同3位・津森宥紀投手
「自主トレは短時間でも内容が濃かった。キャンプでは緊張すると思うが実戦でアピールして開幕1軍に残りたい」

 同5位・柳町達
「A組スタートはうれしいが、ここからが勝負。何でもチャレンジして、恐れることなく自分のすべてを出したい」

 彼らの必死のアピールが主力選手への刺激になれば、工藤公康監督が望むチームの底上げに繋がっていくことだろう。(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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