新型コロナウイルス、マスクや除菌ジェルの高額転売が相次ぐ。メルカリやAmazonで

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中国を中心に新型コロナウイルスの感染が拡大しているなか、日本でも武漢への渡航歴のない男性から感染が見つかるなど、不安が広がっている。

厚労省によると、感染予防には一般的な感染症対策と同様、手洗いに加えてアルコール除菌やマスク着用が有効とされていることから、ドラッグストアなどではマスクや除菌ジェルなどの売り切れが相次いだ。

BuzzFeed Newsが確認したところ、「メルカリ」や「Amazon」で、マスクや除菌ジェルが高額で取引されていることが分かった。転売とみられる。

Kota Hatachi / BuzzFeed 1月28日夜、神奈川県内のドラッグストア

現段階で新型コロナウイルスを予防できるワクチンや、治療できる薬は存在しない。日常で可能な対策は、通常の感染症対策と同じく、手洗いやアルコール消毒が有効な手段だ。

厚労省も「過剰に心配することなく、マスクの着用や手洗いの徹底などの通常の感染症対策」に努めるよう、呼びかけている。

1月28日夜に武漢に渡航歴のないバス運転手の男性から、新型コロナウイルスが見つかると、国内の「ヒトからヒトへの感染」に対しての不安が広がり、ドラッグストアではマスクや除菌ジェルの売り切れが相次いだ。

空の棚が目立ち、個数制限で対応する店舗も存在する。SNS上では、消費者のもとに商品が行き届かず、「マスクが買えなかった」という声が相次いでる。

NHKによると、企業側も増産への対応を進めている。大手日用品メーカーのユニ・チャームは、マスク工場を臨時で24時間体制にし、増産にあたっているという。

ネットでの高額転売

mercari / Via mercari.com

こうした事態が広がるなか、ネット上では品薄となっているマスクや除菌ジェルの高額転売が相次いでいる。

BuzzFeed Newsがフリマアプリ「メルカリ」を確認したところ、通常より数倍高い価格で売られていた。

普段であれば1箱600円台で売られているマスクに、「3箱5000円」という価格がつけられているものもある。1箱100円のマスクが、70箱で2万円越えになっているものもあった。

除菌ジェルも同様に通常ひとつ800円台で販売されているものに、9400円の値が付いているものあった。

「流行のコロナウイルス対策に是非!」などという言葉で販売されており、「新型コロナウイルス」というタグをつけている投稿も多い。

Amazonでも高額に

mercari / Via mercari.com

こうした高額転売は、フリマアプリだけではなく、ネット通販大手「Amazon」でも確認された。

通常900円で売られているマスクが約10倍の8800円で販売されていたほか、先述の除菌ジェルについても1本あたり3000円で売られているものもあった。

商品の品薄が予想されると先回りで買い占められ、フリマアプリなどで高額で売る転売行為が近年目立つようになり、たびたび問題視されている。

今回もTwitterなどでは「こんな時だからと言ってぼったくりすぎ」「本当に必要な人が手に入らなくなる」といった批判が相次いでいる。