iPS網膜、難病の臨床研究承認

神戸アイセンター、再生医療加速

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「神戸アイセンター」=神戸市

 人の人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作った網膜組織を、進行性の難病「網膜色素変性症」の患者に移植し、視力の改善につなげる神戸市立神戸アイセンター病院の臨床研究計画を、審査に当たる大阪大の特定認定再生医療等委員会が大筋で承認したことが30日、大阪大への取材で分かった。今後、さらに厚生労働省の専門部会での審査を受け、認められれば今年夏にも始める。

 iPS細胞を使った目の病気の臨床研究は、理化学研究所が網膜に障害が起きる滲出型加齢黄斑変性で、大阪大が角膜部分が濁る角膜上皮幹細胞疲弊症で実施しており、目の再生医療がさらに加速しそうだ。