電通、ハワイのコワーキングスペース事業者Jelly Works LLCと提携しengawa KYOTOのサービス・事業拡大

2019年1月30日
株式会社 電 通

電通、ハワイのコワーキングスペース事業者Jelly Works LLCと提携しengawa KYOTOのサービス・事業拡大
~日本・ハワイのスタートアップ企業の交流・事業支援を促進~

株式会社電通(本社:東京都港区、社長:五十嵐 博)はハワイ発のコワーキングスペース
事業者Jelly Works LLC※1(本社:ハワイ州ホノルル市、CEO:Rechung Fujihira)と
提携し、当社「engawa KYOTO※2」とのコワーキングスペースの相互利用サービスを会員
企業に向けて2020年2月1日より開始します。また両社は、海に囲まれた日本とハワイ
ならではの未来について議論・構想し、課題解決を模索する「Island Innovation Project」を
スタートします。これにより、engawa KYOTOはサービス・事業を拡大するとともに、さらなる
スタートアップ企業の交流と発展を支援します。

電通は、2019年7月から京都市烏丸で事業共創・コワーキングスペースengawa KYOTOを
運営し、個人や企業の縁をつなぎ、これからの地域の活力となる事業創造支援を行っています。
同様に、旅行先や移住地として日本人になじみの深いハワイにおいて、コワーキングスペース
Box Jellyを運営し、新規事業等の立ち上げを支援しているJelly Works LLCと共鳴し、
両社の会員のサポートを行くべく、京都およびハワイでの相互スペース利用を可能としました。
両社は、スタートアップ企業同士の交流促進はもちろん、企業マッチング等の事業支援を
行います。

また、この提携を契機として、「島」という共通した風土の価値観や文化から生まれた
スタートアップ企業を相互に育成・支援する「Island Innovation Project」をスタート
します。本プロジェクトは、日本とハワイの双方の発展が目的です。海に囲まれた環境
ならではの異文化が共存・融合したユニークな文化があり、また、海洋プラスチックごみ
などに代表される海洋環境の課題や、観光、エネルギー資源問題を持つなど日本と共通する
課題もあります。日本のスタートアップ企業が、米国でも地理的に近いハワイを経由して
北米本土や世界へ進出するためのサポートプログラムや、ハワイのスタートアップ企業が
日本企業との提携や日本市場へ進出するためのサポートプログラムの開発を目指します。

その第1弾として、2020年5月下旬に、持続可能なイノベーションやソリューションの
創出を目的に、スタートアップ企業だけでなく事業家や投資家などを集めたネットワーキング
およびピッチイベント「Island Innovation Demo Day 2020」(後援:京都市、Hawaii
Technology Development Corporation※3)の開催を予定しています。詳細および募集概要は
2月下旬ごろ案内予定です。

※1 Jelly Works LLC
2011年米国ハワイ州ホノルル市にハワイ初のコワーキングスペース事業者として創業。
ハワイのスタートアップ等の事業者が集まる場所の特性を生かし、スタートアップサポートの
ためのプログラムを企画実施しています。

※2 engawa KYOTO
個人、企業を対象とした会員制コワーキング、シェアオフィス機能をプラットフォームに、
そこに集う個人、企業との縁をつなぎ、これからの日本の活力となる事業を共創する、京都・
四条烏丸にある施設です。https://engawakyoto.com/

※3 Hawaii Technology Development Corporation(HTDC)
HTDCは、ハワイ州政府産業経済開発観光局に付属するハワイ州の機関です。ハワイの
ハイテク産業の発展と成長を促進することを使命とし、新たなテクノロジーに資本を提供
したり、インフラの構築をすることで、ハワイ経済の多様化を目指し、イノベーションの
促進に努めています。

【リリースに関するお問い合わせ】
株式会社電通 広報局 広報部
山口、曲山 TEL:03-6216-8041

【プログラムに関するお問い合わせ】
株式会社電通 京都ビジネスアクセラレーションセンター
Island Innovation Project事務局 E-mail:iip@engawakyoto.com