2月も高温傾向 日本海側は引き続き雪少ない 1か月予報

1か月予報(平均気温)。出典:気象庁HP

気象庁は30日(木)、向こう1か月(2/1~2/29)の天候の見通しを発表した。日本付近に寒気が南下しにくいため、向こう1か月の気温は、北日本で平年並みか高く、東・西日本と沖縄・奄美は高い見込み。東日本の日本海側は寒気の影響を受けにくいため、平年に比べて曇りや雪(雨)の日が少ない状態が続きそうだ。
 なお、沖縄・奄美では、1月24日発表の3か月予報における2月の気温予報に比べ、高温となる可能性が大きくなった。

 週ごとの予報によると、1週目(2/1~2/7)は全国的に高温が見込まれるが、冬型の気圧配置が平年より強い北日本では、気温や天候は平年と同程度と予想される。西日本の日本海側は寒気の影響を受けにくいことから、少雨・多照傾向となりそうだ。

1か月予報(降水量)。出典:気象庁HP

 2週目(2/8~2/14)の気温は、北日本で平年並みのほかは全国的に高温傾向。東・西日本の日本海側と沖縄・奄美は、寒気の影響を受けにくいため、平年より日照時間が多い予想だ。ただし、この方面は低気圧や前線による雨により、降水量は平年並みの見通しとなっている。
 

1か月予報(降雪量)。出典:気象庁HP

 3~4週目(2/15~2/28)の気温は、全国的に高温傾向が見込まれる。北・東日本の日本海側は寒気の影響を受けにくく、平年に比べて曇りや雪(雨)の日が少ない見込み。東・西日本の太平洋側では、低気圧や前線の影響で、平年に比べて晴れの日が少なくなりそうだ。

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