抜群の適応力で息の長い俳優になりそうな千葉雄大

映画「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」(2月21日公開)の完成披露試写会が29日、都内で行われ、劇中で恋人役を演じた俳優の千葉雄大と、年内での乃木坂46からの卒業を発表している白石麻衣らが出席した。

各スポーツ紙によると、白石は同映画を撮影していた昨夏、卒業を悩んでいたことを告白。「この作品にかける思いが強く、全力を出せたので『今だ』と思って発表した。自分の成長にもつながったのでよかったと思っています」と、語ったという。

それを受けた千葉は、「監督から投げられたことに対して『はい』と臨んでいて、まっすぐな姿勢が同じ俳優としてかっこいいと思いました」と演者としての白石を絶賛していたというのだ。

「千葉のすごいところは、一緒にいる相手によって、その時点でベストなコメントが即座に出てくるところ。撮影現場でも先輩俳優・女優たち、後輩俳優・女優たちとの会話ややりとりで見事な適応力を見せ愛されている」(映画業界関係者)

07年にモデルオーディションに合格して活動をスタートさせ、09年に篠原涼子、谷原章介らが所属する芸能プロ入り。

オーディションを経て、10年からテレビ朝日系で放送された戦隊シリーズ「天装戦隊ゴセイジャー」で俳優デビューを飾った。

その後、順調にステップアップを重ね、昨年はテレビ朝日系の「おっさんずラブ-in the sky-」などドラマ6本、「決算! 忠臣蔵」など映画2本に出演。女優の吉岡里帆と「UR」のCMに出演中だ。

「インスタグラムを開設しているが、頭が良く分別があるので、決して余計なことを書いたりしないので、事務所のスタッフも安心している」(芸能プロ関係者)

まだ30歳だが、脇役をこなすことが多いこともあり息の長い俳優になりそうだ。 (山田一郎)

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