「LINE」恋愛ドラマなのに出演者のグループLINEがあいさつだけ!?

2月1日に読売テレビほかでスタートする連続ドラマ「LINEの答えあわせ~男と女の勘違い~」(土曜深夜0:58)のキャストトークショーが行われ、出演する古川雄輝、眞島秀和、大西礼芳、筧美和子が登壇した。

ドラマは、東京カレンダーのWEB連載「LINEの答えあわせ」をもとに、東京にある料理教室で出会った7人の男女のLINEにまつわる恋愛模様を男性側、女性側それぞれの目線から映像化したもの。そのエピソードから恋愛を成功に導く指南をする「恋愛実践トレーニングドラマ」という新ジャンルの作品だ。ITベンチャー社長の安井司(古川)が料理教室で出会ったモデルの吉川沙羅(筧)とLINEを交換しデートに誘うが、既読スルーされるというストーリーが第1話では描かれる。

劇中、LINEの「アイコン」がテーマとなるが、それぞれどんなアイコンを使っているかという質問に、誰なのかすぐに分かる方がいいからという理由で自分の写真をアイコンにしているという古川。しかし共演の和田正人に見せたところ不評で、さらに筧にも首をかしげられたという古川は写真をチェンジしたものの、「犬や猫だと誰だか分からないし…」と、「そこそこカッコつけている自分の写真」に新しく変えたそう。しかし「すでにカッコいいのに、アイコンまでってなると…」と筧に言われ、眞島にも、「カッコつけている度数が高いほど笑えちゃうよね」と突っ込まれ苦笑い。ちなみに眞島は愛犬のチワワ、大西と筧は自身の似顔絵をアイコンにしていると明かした。

続いて「どんなLINEが届くと気になるか?」という質問には、古川が「スタンプだけきたらキュンとくるかも。何か物陰からチラッとのぞいているスタンプとか。『えっ、何だろう』って気になりますね」と答えると、大西と眞島も「分かる!」と共感。さらに眞島は「ドラマや舞台を見に来てくれた後の感想で『よかったよ』とかでなくて、短く的確にスパッと感想を言われると、ちゃんと自分と向き合ってくれているなと感じる」と話した。

そして、番組を通して「ドラマ内で描かれるエピソードに、こういうのが女性は嫌なんだなとか、意外と厳しいな、ということが分かって自分も気をつけようと思った」という古川は、「番組内に登場するいろんな男女の恋愛模様を作品で楽しんでいただければ。そしてLINEの恋愛テクニックを学んでいただければと思います」とアピールした。

イベント終了後には囲み取材が行われ、「男女の出会いの中で大切にしていることは?」と聞かれた古川は「第1印象は大切だから身だしなみには気を使いますね。そしてLINEはあまり早く返信したくないタイプです。(気になった人とは)長くやりとりしたいから、返信がきているのが分かっていても、すぐに返さないで1日、2日と続いていくようにするかも…」と自身の交流法を明かし、眞島は「僕は第1印象でこういう人なんだと思っても、それだけでその人のすべてを評価しないようにしています」と大人らしく回答。大西は「話を聞いたフリをしないことですかね。例えば食事をしながら話している時に、『ああ、そうですか』とか相槌を打つのではなく、(その話を聞いて自分が)どう思ったのかを伝えるように心がけています」と答え、筧は「意識しすぎると打ち解けるまでに時間がかかってしまうので、できるだけ意識しないように。相手が好きな人だったら、家族といるときと同じぐらいリラックスできるようにしますね」とそれぞれ語った。

また、出演者のグループLINEもあるそうだが、あまり活発にトークが行われていないそうで、大西は「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします」などのあいさつはしたと笑い、筧も「打ち上げで『また集まりましょう』と話したので、『やりましょう』というような話題を出したのですが、なかなか進まなくて」とポツリ。眞島は「プロデューサーや監督が気を使って話してくれているかも。仲は良いんですけど…。(盛り上げ役を)和田くんにお願いしようかな」と話していた。

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