自転車の女性はね逃走、罰金刑の職員を減給 厚木市

厚木市役所

 神奈川県厚木市は30日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ)の罪で罰金20万円の略式命令を受けた、市まちづくり計画部の男性職員(49)を同日付で減給5カ月(10分の1)の懲戒処分にした、と発表した。

 市によると、職員は昨年4月、相模原市内の交差点で乗用車を運転、右折しようとした際、自転車に乗った女性をはね、そのまま逃走した。女性は右手に約1週間のけがを負った。職員は後日、相模原南署に出頭。相模原簡裁から罰金20万円の略式命令を受け、昨年12月に確定した。

 職員の処分を受け、小林常良市長は「二度とこのようなことのないよう、全職員に服務規律の徹底を図る」とのコメントを出した。

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