メジャー契約がなければ東京五輪の世界最終予選へ出場の可能性も高まっている
マーリンズから自由契約となり、新たな所属先を探している元中日のチェン・ウェイン投手が、自身のインスタグラムで投球動画を公開した。かつて日本、メジャーで活躍した左腕が復活を目指す姿に台湾、日本のファンから応援のコメントが寄せられている。
2004年に中日入りしたチェンは、2009年に防御率1.54で最優秀防御率に輝いてブレーク。2010、11年はエースとしてセ・リーグ連覇に貢献して2012年にメジャー挑戦した。オリオールズでは4年間で46勝と活躍し、2016年には5年総額8000万ドル（約87億円）の大型契約でマーリンズに移籍。しかし、4年間で13勝、防御率5.10と結果を残せず、今オフに戦力外となっていた。
新天地を探しながら調整を続ける左腕は、インスタグラムに投球動画を投稿。中日時代から変わらない球の出どころの見にくいフォームから、伸びやかに左腕を振っている。これには台湾のファンから「加油（頑張れ）」と多くの応援が送られ、「チェンさんまだドラゴンズの席空いてますよ」と中日ファンからのコメントも寄せられている。
現在は新天地を探している状況のチェン。メジャー契約に至らない場合には4月に台湾で行われる東京五輪の世界最終予選への出場の可能性も高まっている。（Full-Count編集部）
