南野に影響は?英協会、EU離脱で「更なる外国人削減」プラン

現在世界最高のリーグとして評価されているイングランド・プレミアリーグ。

スタジアムに駆けつける観客の数に加え、国際的なビジネスが進んだことによって大きな額の投資が世界中から舞い込んでいるからだ。このようなベストゴール集を見るだけでも分かる盛り上がり…。

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雰囲気や選手の質など、そのクオリティはあまりにも高い。

しかしながら、現在イギリスでは大きな問題が発生している。それは1月31日に予定されている「ブレグジット」(EU離脱)である。

『Daily Mail』によれば、イギリスサッカー協会(FA)はこのブレグジットを期に、プレミアリーグにより自国の選手を増やすという計画を持っているという。

現在プレミアリーグでは「ホームグロウン・ルール」というものが実施されており、8名のホームグロウン・プレーヤー(イングランドかウェールズで21歳までに3シーズン以上過ごした選手)を登録しなければならない。

つまり、全登録選手25名のうち外国人選手は17名登録することができる。

しかし、FAはこれを13名まで制限したいと考えているとのこと。理由は「国内出身の選手がリーグに少ない」という点に危機感を持っているためだそう。

また、若手選手の獲得についても変化が発生する。

これまではEU内の選手であれば16歳から獲得することができたが、今後は18歳以上にならなければ原則的に不可能となる。

プレミアリーグ側はこの改革案が「リーグの競争力を下げる可能性がある」として反対の声を上げているそう。

FAの計画は「移籍金と賃金のインフレを加速させる」、さらに競争力が下がれば経済的な価値も低下してしまうと指摘しているとのことだ。

ただ、他にもさまざまな案が検討されており、現在のところはそれぞれのメリットとデメリットを慎重に見定めているよう。

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