この1月に日本代表FW南野拓実が参戦したプレミアリーグ。
ここでは、『sportskeeda』による「夏の移籍が大当たりだった3人のバーゲン選手」を見てみよう。
ダニエル・ジェームズ
スウォンジー⇒マンチェスター・ユナイテッド
近年、選手獲得に大盤振る舞いしてきたユナイテッド。だが、2部スウォンジーから1500万ポンド(21.3億円)でジェームズを引き抜き、掘り出し物を発掘できることを証明してみせた。
多くのプレミアリーグの新加入選手たちとは異なり、彼はこのリーグのスピードにすぐに適応。最初の4試合でいきなり3ゴールを叩き出す強烈なスタートを切った。それ以降、得点数は伸びていないが、アシストは6つ記録している。
両サイドでプレーできるジェームズは、ユナイテッドが支払った額の倍の価値はあるだろう。だが、迅速で動くことでマネー戦争になることを回避できた。
ガブリエウ・マルチネッリ
イトゥアーノ⇒アーセナル
混乱にある2019-20シーズンのアーセナルのなかで数少ない光明になっているブラジル人アタッカー。
加入1年目にしてすでに10ゴールを決めており(全コンペティションを通じて)、エースFWピエール・オーバメヤングに次ぐ得点を叩き出している。
ELとカップ戦でのゴールもあるが、プレミアリーグでもしっかり得点を奪っており、本当の宝石と証明された。
ガナーズに加入する前にマンチェスター・ユナイテッドとバルセロナでもトライアルを受けたマルチネッリ。彼はサイドやトップなど幅広いエリアでプレー可能で、すでに掘り出し物だと証明されている。
ダニー・イングス
リヴァプール⇒サウサンプトン(完全移籍)
シーズンローンで成功した後、2000万ポンド(28.5億円)でセインツに買い取られたイングス。昨季はリーグ戦7ゴールだったが、今季はすでに14ゴールと倍増させている。
レスター戦で9失点するなど一時は危機的状況に陥ったセインツ。ここにきて9位にまで浮上してきたチームのなかで、イングスは頼れる得点源になっている。
ハリー・ケインが負傷し、ジェイミー・ヴァーディが代表引退するなか、イングランド代表に呼ぶべきという声まで出るほどイングスは好調だ。