エヌエフ回路、インバータやモータ開発等に最適な大容量交流電源5機種を発売

左からDP160LS、DP240LM、DP360LM

株式会社エヌエフ回路設計ブロック(以下:エヌエフ回路)は、プログラマブル交流電源「DPシリーズ」の新製品5機種を2020年1月30日に発売する。ラインナップと希望小売価格は以下の通り。

  • 「DP160LS」(単相出力モデル、16kVAまで対応):税別5,950,000円
  • 「DP240LM」(マルチ相対応モデル、24kVAまで対応):税別10,600,000円
  • 「DP360LM」(マルチ相対応モデル、36kVAまで対応):税別14,800,000円
  • 「DP150RS」(単相出力(逆潮流対応)モデル、15kVAまで対応):税別6,400,000円
  • 「DP180RS」(単相出力(逆潮流対応)モデル、18kVAまで対応):税別7,700,000円

エヌエフ回路は、「交流/直流電源」「電力増幅器」「交流/直流電子負荷装置」などの製品ラインナップを取り揃え、電力の制御に関する幅広い領域をカバーしている。DPシリーズは、出力電圧を安定化するだけでなく、出力変動模擬など、電源出力のパターンや電源波形を自由にプログラム可能で、製品を市場に投入する際に起きうる多様な電源状況を事前にシミュレーション可能。

今回、インバータ/モータ試験時などの回生電力発生や系統連系模擬試験に適している回生・逆潮流対応製品と、一筐体で単相/単相3線/三相の出力形式切替えが可能で様々な試験に利用できるマルチ相対応製品の大容量モデルを中心に、5つの新製品発売により、いままで特注等で個々にカスタマイズして対応していた人に対し、希望の仕様条件を満たした電源をスピーディに届けることが可能だとしている。主な特長は以下の通り。

(以下、プレスリリースより引用)

  • AC(直流)もDC(交流)のいずれも出力可能
  • 電源入力は三相3線、三相4線から選択可能
  • 低ひずみ、高品位波形を出力。高い出力安定度、大容量C負荷時にも安定動作
  • 計測機能(電圧、電流、電力、高調波電流など)
  • 電流リミッター機能(正負のピーク値、実効値で設定可能)
  • シーケンス、電源変動試験、クリップ正弦波、任意波の出力が可能
  • 過電流を防ぐ保護機能、遠隔測定、製品開発時に活用可能な各種インタフェースを装備
  • 見やすい液晶ディスプレイ、コントローラーを搭載
  • USBメモリーを用いたデータの読み込み、書き出しに対応
  • コントロールソフトウェアを標準添付

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