アウディ、2020年のDTMドライバーラインアップを発表。6名の顔ぶれ、チームは不変

 アウディスポーツは1月31日、2020年にDTMドイツ・ツーリングカー選手権に参戦する6名のドライバーラインアップを発表した。6名の顔ぶれとチーム体制は不変で、王座防衛のために挑むことになる。

 2019年にはドライバーやチーム、マニュファクチャラーとすべてのタイトルを獲得したほか、12勝、12ポールポジションという成績を残してきたアウディ。2020年に向け、陣営は6台のチーム、ドライバーをまったく変更しないままシリーズに臨むことになった。アウディ・モータースポーツ代表のディーター・ガスは「こんな素晴らしいシーズンの後だから、あの有名な言葉を使うことができる。『勝利したチームは変えることはない』だ」と語った。

「私の見解では、昨年DTMで最強のドライバーラインアップを築くことができた。だからこそ、2020年に同じドライバーたちに頼ることができて嬉しく思うよ」

 チャンピオンのレネ・ラストは、ジェイミー・グリーンとともにアウディスポーツ・チーム・ロズベルクから参戦。アウディスポーツ・チーム・フェニックスからはロイック・デュバルとマイク・ロッケンフェラー、アウディスポーツ・チーム・アプト・スポーツラインからはロビン・フラインスとニコ・ミューラーが参戦する。チームとドライバーの組み合わせも昨年のままだ。

 一方、プライベーターチームであるWRTからは2台が参戦する。2020年は、インディカーで活躍してきたエド・ジョーンズとスイス人ドライバーのファビオ・シェラーがアウディRS5 DTMをドライブすることになった。

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