メインのパレードは旅篭町出発

山形市開催の「東北絆まつり」

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東北絆まつりの概要を発表し、記念撮影に納まる実行委員会のメンバー=山形市・山形グランドホテル

 東北6県の夏祭りが集結する「東北絆まつり」の共同記者会見が31日、山形市で開かれ、概要が明らかになった。日程は5月30、31の2日間で、メインのパレードは同市旅篭町の十字路から北へ約1キロのコースを練り歩く。東京五輪・パラリンピックの関連イベントや学生による活動ブースの設置なども企画されている。30万人の人出を見込む。

 会見が山形グランドホテルであり、各県でつくる実行委員会会長の佐藤孝弘山形市長が「東北、山形の元気を国内外に発信し、真の復興を目指していきたい」とあいさつし、概要を説明した。

 パレードコースは市立病院済生館北側の旅篭町2丁目の交差点から山形メディアタワー、きらやか銀行などを通って、中華料理店のある宮町5丁目の交差点まで。山形花笠まつりをはじめ▽青森ねぶた祭▽秋田竿灯(かんとう)まつり▽盛岡さんさ踊り▽仙台七夕まつり▽福島わらじまつり―が出演し、総勢1200人超の踊り手や囃子が参加する。時間は両日午後からコースを往復し、2時間半ほど。新庄まつりの「山車(やたい)」も特別参加し、6県のパレードとは別に複数台が巡行される。

 東京五輪・パラリンピックの開催に合わせ、会場には大会組織委員会が手掛ける高さ10メートルほどの巨大人形「モッコ」が登場し、東日本大震災からの復興メッセージを発信する。また、絆まつりでは初めて、県内を中心とした高校、専門学校、大学生らが自ら企画立案する活動ブースを設置する。沿道には千席程度の有料観覧席も設ける。

 県民ふれあい広場(県立中央病院跡地)にメイン会場となるステージを設け、東北の特産物を販売。サブ会場として七日町のほっとなる通りでは県内市町村の物産販売や観光PRが行われる。

 2011~16年に開かれた「東北六魂祭」の後継行事として17年にスタートし、4回目。