遮光器土偶のニット帽/青森市の小牧野遺跡保護センターで発売/ネットで「かわいい」と話題

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ネット上で爆発的に人気が広がっている「遮光器土偶ニット帽」。別売りの木製メガネとセットで楽しめる

 青森市の小牧野遺跡保護センター「縄文の学び舎(や)・小牧野館」で25日に発売された「遮光器土偶ニット帽」(税込み4400円)が「かわいい」とネット上で話題になっている。注文が殺到したため31日でいったん販売を中止し、11月ごろ再開する予定。

 ニット帽は、同センターを運営する市の指定管理者・小牧野遺跡保存活用協議会が、Tシャツとメガネに続く「遮光器土偶グッズ」第3弾として企画。遺跡の近くに住む女性職人が1人で手編みしている。色味の違う2種類の茶色の商品で、「結髪(けっぱつ)」と呼ばれる土偶の頭の盛り上がりを立体的に表現しているのが特徴だ。

 同遺跡は「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産の一つ。遮光器土偶は出土していないが、同協議会の後藤公司理事は「縄文といえば遮光器土偶が一番人気。世界遺産登録を目指す中、縄文の敷居を低くして魅力を発信したい」と企画したという。

 25日に同センターのフェイスブックでニット帽の発売を告知したところ、ツイッターなどで爆発的に広まり、数多くのネットニュースでも取り上げられ全国から100件ほどの問い合わせや注文があったという。竹中富之代表理事は「今後もみんなが楽しめる形で縄文をアピールしていけたら」と話した。