“令和の怪物”ロッテ佐々木朗、緊張のキャンプイン「早く1軍で活躍して恩返しを」

キャッチボールで汗を流すロッテ・佐々木朗希【写真:荒川祐史】

キャッチボールでは吉井投手コーチからプロ初指導を受けた「いつもと違った緊張感がありました」

 ロッテのドラフト1位の佐々木朗希投手(大船渡高)が1日、沖縄・石垣島でキャンプイン。背番号17のユニホームに袖を通してのキャンプ初日を終え、「いい練習が出来たなと思います。新人合同自主トレとは違った雰囲気の中で、たくさんの方に見守られながら。いつもとは違った緊張感がありました。これからこれ(ユニホーム)を着て活躍したいなと思いました」と初々しく語った。

 多くのファンの視線が集まったキャンプ初日。キャッチボールでは吉井投手コーチに助言をもらいながら行った。ゴロ捕球、12分間走と精力的に行った。「(キャッチボールは)足をあげた時にしっかり真っ直ぐ立つことと、自分のいい角度でボールをリリースすることを意識しています。日々与えられたメニューをしっかりやりきりたい」と前を向いた。

 ブルペン入りは6日の第2クール以降に予定されている。「今までよりも野球に集中できる環境ですし、岩手より暖かいなと思います。早く1軍でチームのために活躍して、たくさんの恩返しをしたいと思いました」。生まれ故郷の岩手から遠く離れた石垣島で、令和の怪物が始動した。(Full-Count編集部)

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