続かない冬型 2日は西から高気圧に覆われる

今シーズンは、西高東低の冬型の気圧配置が長続きしない冬となっています。例年であれば、冬型の気圧配置は五日程度続くことも珍しくありませんが、今シーズンは長くて三日程度です。
上空の気圧の谷や気圧の尾根が滞ることなく流れていき、それに伴って地上の気圧配置も変化しやすくなっている印象です。

1月30日頃から西高東低となっていた気圧配置も、2月1日にはすでに緩み始めています。2日は、大陸から張り出す高気圧に西から覆われる予想です。
冬型が残る北陸から北の日本海側では、2日は午前中を中心に雪や雨の降る所がありますが、その他の地域では概ね晴れるでしょう。最高気温も、平年より高い所が多くなる予想です。

気象予報士・原田 雅成

画像について:2日午前9時の予想天気図。

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