サヨナラかあちゃん食堂 陸前高田、高齢化で閉店

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惜しまれつつ閉店した「かあちゃん食堂せせらぎ」。東日本大震災では後方支援で大きな役割を果たした=31日、陸前高田市横田町

 陸前高田市横田町の川の駅よこたで地元農家の女性らが運営してきた「かあちゃん食堂せせらぎ」(石川洋子代表)は31日、12年余の営業を終えて閉店した。従業員の高齢化などから決断した。東日本大震災の発生直後は支援者らにおにぎりを提供するなど後方支援に尽力。地元食材を使った「おふくろの味」は多くの人に愛されてきた。常連客からは閉店を惜しむ声が上がり、従業員は「皆さんに支えてもらった」と感謝する。

 最終日は開店前から客が列を作るなど大にぎわい。厨房(ちゅうぼう)まで顔を出してくれた常連客や、花束を持参した人もいた。「お世話になりました」「体に気を付けてください」―。従業員はこれまでの感謝の思いを客に伝えた。