アラブ連盟、米和平案を拒否

パレスチナ支援で結束保つ

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アラブ連盟の外相級会合に出席するパレスチナ自治政府のアッバス議長(右)=1日、エジプト・カイロ(ロイター=共同)

 【カイロ共同】アラブ連盟は1日、トランプ米大統領が発表した新たな中東和平案についてエジプト・カイロで緊急の外相級会合を開き「パレスチナ人の最低限の権利も満たしていない」として拒否する決議を全会一致で採択した。各国の態度が割れていたが、パレスチナ支援で結束を保った形。具体的な対策は盛り込まれなかった。

 パレスチナ自治政府のアッバス議長は会合の冒頭、米和平案はパレスチナから主権を奪うもので「決して受け入れられない」と演説。米国とイスラエルに対し「治安上の関係を含めた、あらゆる関係を失うことになるだろう」と述べ、治安協力の打ち切りを警告した。