ハンセン病の歴史語る 合志市で人権フォーラム

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「みんなで考えようハンセン病問題」と題してパネルディスカッションする俳優の竹下景子さんと荒木義行・合志市長、合志中の生徒たち=1日、同市

 熊本県合志市は1日、ハンセン病問題をテーマにした「人権フォーラム」を市総合センター・ヴィーブルで開いた。地元の国立ハンセン病療養所・菊池恵楓園入所者や中学生、市民ら約550人が参加し、ハンセン病の歴史などについて語り合った。

 啓発事業として市や市教育委員会などが毎年開き、3回目。

 国立療養所・多磨全生園が所在する東京都東村山市の「しあわせ大使」を務める俳優の竹下景子さんを迎え、荒木義行・合志市長、生徒19人が登壇。「みんなで考えようハンセン病問題」と題して意見を交わした。

 竹下さんが、ハンセン病への偏見や差別と闘った元恵楓園分校教諭の本を朗読。合志中生徒らは、家族訴訟の原告らに被害を聞くなどして制作した壁新聞を紹介し、「差別の歴史は忘れてはいけない。伝えていきたい」と訴えた。入所者の手をモデルにしたモニュメントの紹介もあった。(木村恭士)