「女優引退宣言」 沢尻エリカ被告は本当に更生できるのか 裏社会の人間が「またやる可能性も」

「ヘルタースケルター」より。

元女優沢尻エリカ被告に1月31日に懲役1年6カ月の求刑がなされました。19歳からコカイン、LSD、MDMA、大麻などを使用。9年に渡って「積極的」に使用し続けていました。

「これは依存と言っていい状況だね」(元広域指定暴力団三次団体幹部B氏)。

このB氏は、清原和博氏の薬物事件などに対しても、厳しい私見を述べていました。

「YouTubeにあがった清原氏の様子を見て、呂律が回っていなかった。大丈夫かと思ったよ」(前出・B氏)。

もちろん清原氏が更生したと本サイトは見ていますが「犯罪のプロ」の見方は違うようです。沢尻被告に関しては、

「仕事関係、住居、人間関係を全く異なるものにしないと薬物を断ち切るのは難しいよ。再犯率の高さがそれを物語っている」(前出・B氏)。

沢尻被告は女優を引退するという主旨を法廷で語りました。それを鑑みると更生の第一歩なのかも知れません。

「ただし女優を引退して、仕事・人間・居住環境を全部変えてからの話だよ。私はまだ疑問だと思う。やっぱり9年という長きに渡って薬物を沢尻被告に供給してきた側がいる訳です。なぜ、供給し続けてきたのか。それは需要があるからでしょう。需要がなければ高価なドラッグをわざわざ入手する事はない訳だから。沢尻被告のドラッグを求める欲望は深かったと思う。それを断ち切れるのは難しい。これは一般の薬物事件についても言える事だけど」(前出・B氏)

女優業から身を引くと言った沢尻被告。確かに演技上手さには定評があります。それゆえ、もったいないとも言えますが、犯罪に手を染めた事は事実です。薬物事件で最大の問題は「更生」です。恐らく執行猶予付きの判決が出ると思われます。その更生に沢尻エリカ被告がどの程度真剣に向かい合うのかか、ポイントになるようです。(文◎編集部)

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