伊原六花、カレンダーの出来栄えは「1万点!! 玄関か寝室に飾ってほしい」

伊原六花の2020年スクールカレンダーが発売。これを記念したイベントが、2月1日に東京・書泉グランデで開催された。

イベント前の会見に登場した伊原は、「このお仕事を始めてから、毎年、写真集とカレンダーを発売させていただいてうれしいです」と喜び、「今回は4月始まりのスクールカレンダーということで、今まで以上に、春夏秋冬を意識しながら挑んだ撮影でした」と振り返った。

カレンダーは「色とりどりっか」をテーマに、四季をイメージした色を身にまとい、かわいらしいピンクのワンピースや、爽快感あふれるブルーの水着、夏らしい黄色の浴衣姿など、季節の移り変わりとともに、さまざまな表情を披露。昨年11月に行われたという撮影では、「“六花”ということで、お花もたくさん入れていただいたんですけど、11月なので、その時期にあまり花がなくて、スタッフの方が私の顔の横で花を持ちながら撮ってもらったんです。それがカレンダーになっていかに本当に咲いているように見えるか意識しながら撮ったので(笑)、そこも注目していただけたらなと思います!」と舞台裏エピソードを明かした。

名前に掛けた「色とりどりっか」というテーマについては、「ページ全体的に色が付いていて、花がちょっと写っているとかではなく、衣装もピンクや黄色だったりして、自分の中でもテーマをずっと考えながら撮影しました」と。「めくってもらうごとに、その月の雰囲気が伝わりやすいすてきなカレンダーになったんじゃないかなと思います」とほほ笑んだ。

なかでもお気に入りの写真として選んだのは、8・9月のページで着た黄色い浴衣のカット。「去年の夏も、(高校の)ダンス部時代もそうですけど、お祭りに行ったりしたことがないので、浴衣を着て水風船を持ちながらの撮影が“THE夏”だなと思って、はしゃぎました(笑)。表情とか、素が丸出しの伊原六花になっているのでお気に入りです」と理由を語った。

伊原にとって“夏の思い出”といえば「ダンス部の大会」だそうで、「夏に一番大きい大会があって、3年間ずっとそうでした。だから今回、撮影でお祭りっぽいことを体験できてうれしかったです。でも今振り返ると、大会で踊り続けていたのが青春で、すてきな夏だったなと思います」と懐かしそうに語った。ちなみにこれからは、「バンジージャンプとスカイダイビングをしするというのが目標です」と宣言。「人生でいつかできたらいいなと思っているんですけど、夏に飛んだら時期的に涼しそうなので(笑)、今年の夏にできたらうれしいです」と声を弾ませた。

また、今回のカレンダーは4月始まりだが、自身も「区切りを大切にしている」と言い、「『年が明けたから今年は筋トレやランニングを多めにしてみようかな』とか、区切りでスタートするタイプ」だと告白。「学校がスタートする時期に、そのタイミングで学生さんとかにも4月からのカレンダーを買ってみようと思ってもらえたらうれしいです」とニッコリ。家のどこに飾ってほしいか尋ねられると、「わりと大きいので、できたら玄関か寝室に飾ってもらえたら。『おはよう』のタイミングで、季節を感じられるカレンダーになっているんじゃないかなと思います」とアピールした。

さらに「カレンダーに点数をつけるなら?」という質問には、「1万点!!」と即答。 「写真集やカレンダーを出させてもらって毎回思うんですけど、撮影するたびに発見することがあって。2020年、区切りを大切にする自分としてはとても大事なカレンダーになったと思うので、1万点ですかね」と胸を張った。

昨年20歳を迎え、大人の仲間入りを果たした伊原。「(ダンス部の)キャプテンだったので、ありがたいことに、しっかりしたイメージを持っていただいているのですが、実は提出期限を守れなかったり、書類をなくしてしまったり、ドンくさいところがあって。ダンス部でも、最初は部長だったんですけど、そういう部長の役目ができなくて、キャプテンをやらせてもらっていたんです(笑)」と意外な一面を告白。

「キャプテンとして大きい声を出したり、ダンスを教えたり、そういうところは成長したんですけど(笑)、20歳になっていろんなことに責任が出てくるので、当たり前ですけど、期限を守るとか、連絡をちゃんと返すとか、小さなところから始めていきたいなと思っています」と決意を語った。

大人の女性としては、「学生の頃からこの2、3年、いろんな方と共演させてもらう中で、余裕があって周りの方にも気を配れる人や、分け隔てなく関係を持てる人が大人として魅力的だなと。自分もそうなりたいと思ったので、仕事はもちろんですけど、プライベートでも自分以外のことに気を配れるような、余裕のある女性になりたいなと思います」と抱負も。

20代になって、さらなる活躍が期待される2020年。「今年は『ウエスト・サイド・ストーリー』というミュージカルに出演させていただくことが決まって、このお仕事を始めてから初のミュージカル、初舞台なので、すてきなキャストの方とご一緒できて、新しい世界に飛び込む気持ちで、新しいことにチャレンジするいいスタートの舞台なのかなと思っています」とコメント。「まずはそこを大成功させてから、今年も映画やドラマに出させていただけるように頑張っていきたいと思います」と力を込めた。

最後はファンの方へ向けて「すごくすてきな、色にあふれたカレンダーになっているので、手に取ってくださった方の1年を鮮やかに、色とりどりに色づけできるように、ぜひ2020年を一緒に過ごせたらなと思います」とメッセージを送った。

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