新型肺炎、たんの採取を徹底

厚労省、全国に帰国者外来設置も

©一般社団法人共同通信社

ウイルス検査の検体採取法

 新型コロナウイルスによる肺炎の検査で当初、陰性だった人が追加検査で感染が判明する例があったことを受け、厚生労働省は3日、検査の際にたんの採取を徹底することを決めた。感染者の見落としを防ぎ、拡大を食い止める目的。積極的に検査を行う対象は「中国湖北省に滞在歴があり発熱などの症状が出た患者と接触した人」などに範囲を広げる。

 短時間で感染の有無を調べる簡易検査キットの開発にも着手。感染の疑いがある人を専門的に診察する「帰国者・接触者外来」を医療機関に設置するよう47都道府県に要請した。

 これまでは、大半が喉の粘液だけを調べ、たんは「できる限り採取」の扱いだった。