岡山県の1月 記録ずくめの暖かさ 平均気温が全地点で観測史上最高

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 記録ずくめの暖かさでした―。1月の平均気温が、岡山県内の全16観測地点で観測史上最高を更新したことが3日、岡山地方気象台のまとめで分かった。平年を3.4~2.2度上回り、3月並みの地点もあった。2月も平年より暖かくなる見通しだという。

 平均気温は、岡山市7.1度(平年4.9度)、津山市5.4度(2.2度)、玉野市8.1度(5.4度)など。真庭市蒜山上長田3.3度(0.1度)と新見市千屋3.0度(氷点下0.4度)は3月の平年値(3.7度と3.3度)に近い高さだった。14地点で観測史上最高となった1989年の記録と比べ、1.2~0.3度高かった。

 気象庁によると、今季は偏西風が日本列島付近で平年よりも北へ蛇行。シベリア方面の寒気が南下しにくく、南から暖かい空気が流れ込みやすくなっている。1月の平均気温は平年より東日本で2.7度、西日本で2.8度高く、統計がある46年以降で1月として最も暖かかった。

 暖冬の影響で、岡山市の初雪の観測も1月31日と、最も遅い記録(同19日)を56年ぶりに更新した。岡山県北部では雪不足のため、まだ一日も営業できていないスキー場も多い。

 岡山地方気象台は「5日ごろから冬型の気圧配置が強まって冷え込むが、長続きはしないだろう」と予報している。