アンガールズ、ロッチが自身のネタをドラマ化! 田中のストーカー役に注目!!

日本テレビ系では、2月4日にさまぁ~ず(三村マサカズ、大竹一樹)がMCを務めるバラエティー「ネタドラ~漫才・コントを原作にドラマ化~」(午後11:59)を放送。自分のとっておきのネタを原作に、人気芸人が監督・脚本・主演すべてを務め、完全ドラマ化する。アンガールズ(山根良顕‎、田中卓志)とロッチ(中岡創一、コカドケンタロウ)が出演し、ドラマ化された“とっておきのネタ”もスタジオで披露。どちらの「ネタドラ」が良かったか、ゲストの高畑充希がジャッジする。

アンガールズは、2人の気持ち悪さが出る人気コント「追跡」を完全ドラマ化。コントでは描き切れない部分の脚本をアンガールズが執筆する。大好きだった女性(小沢真珠)を別の男性(山根)に奪われてから、人生のすべてを追跡(ストーカー)にささげてきた田中。彼にはすべてをひっくり返すある秘策があった…。実は監督を務めた田中は、邦画ホラーを見尽くすほどのホラー映画オタク。その影響が多方に出ている「ネタドラ」史上最高に怖いホラーミステリーに仕上がっている。

一方ロッチは、コントネタ「透視」をドラマ化。中岡演じる小さいころからヒーローに憧れ続けてきたがさえない人生を送るサラリーマンが、“透視”という超能力を身につけたことから人生が一気に変化。中岡はヒーローになることはできるのか? 手に汗握るクライマックスから目が離せない!

収録を終えたさまぁ~ず・大竹は「この番組は芸人さんの意外な一面が見られるのが面白い。山根や田中、中岡の真面目な演技が良い。コカドはヘタだけど、監督として力を発揮しました」と2組を評価し、三村は「あのネタがあんなシーンになるとは! ここ膨らませてきたんだ!と感心した。芸人さんが真剣にドラマに向き合う姿が伝わってきて、とても良かった。今度、俺も真面目に芝居してみようかなと思っちゃった」と演技に欲が出た様子。

また、監督に挑戦したアンガールズの田中は「いつか映像化したいと思っていた作品。ドラマとして飛躍する可能性が自分たちのネタで一番あった。ホラー映画が昔から好きで、怖い中にも純粋な気持ちが見え隠れするのが好き。最後のラスト30秒の展開はぜひ見てほい」とアピールし、「(演技について)女優の小沢真珠さんが相手だったので、めちゃくちゃ緊張した。セリフは入れてくるのは当たり前で、2日というタイトな撮影スケジュールなので1回もミスは許されないと思い、小沢さんがどんな演技をしてきても対応できるように、芝居のパターンをいくつか考えた」と入念に準備して撮影に臨んだそう。そして山根は、「公園のシーンは田中の芝居がぐっとくるものがあったので、ぜひ注目してほしい」と見どころを伝えた。

対するロッチの中岡は、「頑張ったら透視できるヤツのコントに肉付けしまくったら、すごい良いドラマになっちゃった。自分のカッコ良いってところをアピールしていないのに、『泥臭い』なりのカッコ良さが出てる」と出来栄えに満足げ。さらにコカドは「視聴者だけじゃなく、お笑い芸人が見てもいいなって言ってくれる作品かもしれない。変な笑いにいかず、ガチの本気ドラマ。中岡さんのカッコ悪いところもカッコ良く見える!」と自信たっぷりに語った。

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